オモネル・オモンパカル

思ったこと羅列コーナーです

【虚無主義、要る?】思想に固められて脳の一部でしか思考できなくなる人生

ぼくです。さっき自分のブログ探そうと思って「オモネルオモンパカル」でググったら全然知らないコンテンツが出てきて悲しい顔になっていました。みなさんはぜひ「オモネル“・”オモンパカル」でご検索ください。

なんかおかしなタイトルになっているようと思われた方もいるかなーですが、ぼくもそのクチなのでご安心ください。ちなみに今かなり多忙な時期なってまして、正直ブログに言葉をちぎって投げる余裕は全く無いといってよろしい。でもしたいことするのがぼくのモットーなのでそれに従います。自分に甘い。

Twitter眺めてると稀に「こいつゴリッゴリの右翼/左翼やけど日常生活支障出えへんのかなあ...」みたいな人間に遭遇することがあります。(即興で考えた関西弁なので間違ってたらごめんさい。)これ僕としては大分不思議で、激しい思想を拵えていると周囲の人間と関係がギクシャクしないハズがないと思うんですよね。特に政治の話題は。まあそもそも政治の話が現代日本であまり歓迎されるモノではなくなったのが元凶そうです。だから政治で過激な思想を持っている人間はぼくにとって「日常生活に問題が発生してもいいので自分のポリシーを貫いています!!!」と喧伝してるヤベーやつ、みたいな印象の人になります。

しかもそういう人のツイート一覧を見ているとなかなか激しくてこっちが恥ずかしくなったりするんですよね。自分の支持しない政党への誹謗中傷は当然として死ねだのくたばれだの小学生が偶にするガチ喧嘩で聞かれるような酷い罵詈雑言を政治家にリプライで送る人間を見かけることもしばしばです。

ここで一旦脇道に逸れますが、ネット上での誹謗中傷がネットのせいになっている風潮がどうも納得いかないです。確かにネットの持つ匿名性がユーザーに凶暴な日本語を使わせる側面があるのは認めるのですが、そう他人に平気で暴言を吐いているのは紛れもなくユーザー自身なんですから一番悪いのはユーザーでしかないと思うんですよね。ネット上の中傷で自ら命を絶ってしまった痛ましい事件もありましたが、それでネットに全責任を負わせるのではなく、正確さを保った上で開示請求への対応を更に素早くして自殺や自傷を未然に防ぐことができるようになれば良いとぼくは考えています。

閑話休題。一例として政治の過激思想を上げましたが、もっと抽象的に、思想自体について論ってみます。色々な哲学的思想がありますが、ぼくが見るにその多くは「幸せを求めすぎて自らが不幸せに陥っている」のではないでしょうか。それこそ実存主義やら構造主義やらは全然容認できるのですが、虚無主義は調べれば調べるほど理解ができなくなって困ってしまいました。考えるだけならアリな主義思想だとは思うのですが、厭世観ニヒリズムを兼ね備えられるともう本人にも他人にも手のつけようがない生きる屍でしかないのです。だっていくら考えても幸せにならないもん。昔ブックオフで雑に選んで買った300円の本が「人類の会得してきた主義思想たち」みたいなタイトルで、読み終わってすぐ友達にあげちゃったんですけれど、(ちなみに早稲田大の法学部行ってました、よかったね)さわりをボンヤリと思い出すと、虚無主義は人類を破滅に導く危険な思想と著者は主張していました。但し虚無主義を危険と見做す所以の文章がかなり強引というか無茶があるモノだったのであまり参考にはできないなと思いながら読んだ覚えがあります。

それもちょっと考えたらすぐわかりそうな気もします。基本近代の人間って進歩を求めて日々を過ごしていますから、そこのある人間が「世の中無駄じゃん」なんて言い出して虚無主義を盾に生産的な活動をもしなくなってみてください、それ即ち周囲の人間への害悪です。というより純粋に“迷惑”と言ってしまった方が手っ取り早いかもしれません。こうして虚無主義が広がると誰しもが生産活動をしない堕落した世界が現出されるんですね。

ただ、ふと考え事をした時に「虚無主義も存在するし自分の意味ないのかもな」と思うことは許容されて然るべきだと思います。むしろ色々な考え方を日毎に想像してみる方がより人生が潤うのではないでしょうかね。こういうことをいうと「没個性的だ!」と攻撃を受けるかも知れませんが、そうして柔軟に考える力を養って他人と付き合うのが少なくとも今の日本では快く過ごす方法の一つではないでしょうか。やはり個人が存在する前に社会が基盤となって、それで我々が生きているわけですから、自分から合わせにいく人生こそ善く生きることになります。まあ自分に固執しないというのは一般の人には当たり前と言えるでしょうから、半端な知識だけ持っている人類が少しでもそう思ってくれたらとぼくもこの記事を書いています。

なんかとっ散らかった文章でごめんなさい。次はもっと他愛もない話を組み上げる予定ですのでどうぞよしなに